【FAQ】リッチメニューのタップ数を計測する方法と eventId
の確認方法
概要
eventId
を使ってログ化・集計されます。しかし「その
eventId
がどこに記載されているのかわからない」というご質問が多いため、本記事で
eventId
の構造と確認手順、そしてタップ数が計測されるまでのフローを解説します。1. eventId
とは?
eventId = リッチメニューの alias ID + ボタンの postback data
2 つの文字列を単純に連結した値が
eventId
です。2. eventId
を確認する場所
- 管理画面で対象リッチメニューの alias ID をコピー
- 該当ボタン設定の
postback
→ data をコピー - 両者を連結した値が
eventId
(例:alias_123buy_now
) - DB で確認する場合は
rich_menu_event
テーブルのevent_id
列で検索
3. 0 から計測開始までの手順書
Step 1 | リッチメニュー作成
メニュー作成画面で 「タップ数をカウントする」 を必ず ON にしてください。
これによりボタン情報が
rich_menu_event
テーブルに自動登録されます。Step 2 | ボタン設定
- ボタンの
action.type
をpostback
またはuri
に設定 postback
の場合はdata
に一意の文字列を入力
例:buy_now
- タップ後に LIFF を開く場合は
uri
にLIFF URL
を設定
Step 3 | LIFF URL 組み立て例
https://liff.line.me/xxxxxxxx?richMenuId=<primaryId>&richMenuEventId=<eventId>
URI ボタンで上記 URL を設定すると、遷移時に自動でログが生成されます。
Step 4 | 公開・動作確認
- 作成したリッチメニューをユーザーにリンク
- 実際にボタンをタップし、遷移とログ出力をテスト
- 翌朝 9:00 の集計バッチ完了後、レポートに反映されていることを確認
4. レポート画面の見かた
日別サマリー
日付ごとにボタン別タップ数を一覧表示
CSV エクスポート
ワンクリックでダウンロード可能
(レポート右上のダウンロードアイコン)
ボタン番号
JSON 定義の areas
配列順に 1 から採番
5. よくあるエラーと対処法
「eventId が空で記録される」 ⇒ ほとんどは
postback.data
未設定が原因です。「タップ数が増えない」 ⇒ LIFF URL に
richMenuEventId
クエリが無い、または cron 直後で未集計の場合があります。
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