よくあるご質問

予約リマインドを確認してもらえたか把握し、未確認の方だけに再リマインドを送る方法

2026.07.31

予約のリマインドを送っても、「本当に見てもらえたのか」がわからない——予約を受け付ける運営者からよくいただくご相談です。サブスクラインでは、リマインドに「はい/いいえ」のボタンを添えてお客様ご自身に押していただくことで、確認済みの方と未確認の方を切り分け、未確認の方にだけ再リマインドを自動で送れます。追加開発は不要で、管理画面の設定だけで構築できます。

このページでは、そのまま取り込めるサンプルJSONを掲載しています。各ブロックの「ダウンロード」からJSONファイルとして保存できます。

前提:個別の通知に「開封率」は出せません

開封率・URLタップ率のレポートが取れるのは、配信(セグメント配信)機能で多数の方へ一斉に送ったメッセージだけです。予約完了通知やリマインドは、一人ひとりの予約に紐づけて個別に送るため、開封の集計対象にはなりません。

そこで、開封を「測る」のではなく、ボタンを押してもらって「確認した」という事実を記録する方法に置き換えます。押してもらえば、確認済みかどうかが確実にわかるうえ、その情報をそのまま次の配信の条件に使えます。

できるようになること

  • 予約した方のうち、リマインドを確認した人・していない人が一覧で分かる
  • 未確認の方にだけ、自動で再リマインドを送れる
  • 「いいえ」と答えた方を早期に把握し、キャンセル待ちの繰り上げや電話確認につなげられる
  • 確認率が数字で残るため、リマインドの文面や送信タイミングの改善に使える

全体の流れ

  1. 回答を記録するラベルを作る
  2. リマインドに「はい/いいえ」のボタンを付ける
  3. 押されたらラベルを付ける(自動応答)
  4. 未確認の方だけを配信グループで抽出する
  5. そのグループへ定期配信で再リマインドする

1. ラベルを作る

ラベル管理から、回答を記録するためのラベルを作成します。予約完了時とリマインド時で分けておくと、どちらの段階で確認されたのかが分かります。

  • 予約完了への回答:はい
  • 予約完了への回答:いいえ
  • 予約リマインドへの回答:はい
  • 予約リマインドへの回答:いいえ
  • 再リマインド送信済み

以降のサンプルJSONはこのラベル名を前提にしています。名前を変える場合は、JSON内のラベル名も揃えてください。

2. リマインドに「はい/いいえ」のボタンを付ける

メニュー管理から対象のメニューを開き、メッセージ設定で送信タイミング「リマインド時」のメッセージを追加します(予約完了時も同様に設定できます)。コンテンツの種類で「フレックスメッセージ(JSON)」を選び、下記をそのまま貼り付けます。

menu-message-remind-quickreply.json

コンテンツ種類「フレックスメッセージ(JSON)」の入力欄に貼り付けます。{reservation.startAt} は送信時に予約日時へ自動で置き換わります。

{
  "type": "text",
  "text": "【ご予約のリマインド】\n{reservation.startAt} にご予約をいただいております。\nご来店いただけますか?",
  "quickReply": {
    "items": [
      {
        "type": "action",
        "action": {
          "type": "postback",
          "label": "はい",
          "displayText": "はい",
          "data": "{\"values\":[],\"message\":\"remind_yes\"}"
        }
      },
      {
        "type": "action",
        "action": {
          "type": "postback",
          "label": "いいえ",
          "displayText": "いいえ",
          "data": "{\"values\":[],\"message\":\"remind_no\"}"
        }
      }
    ]
  }
}

クイックリプライはLINEの仕様上、そのタイミングで送るメッセージの最後の1通にのみ表示されます。画像などと組み合わせる場合は、最後のメッセージにこの選択肢を置いてください。

message の値(remind_yes / remind_no)が、次の手順で自動応答を呼び出すキーワードになります。

3. 押されたらラベルを付ける(自動応答)

自動応答を新規作成し、次のとおり設定します。「はい」用と「いいえ」用の2件を作成します。

  • イベントタイプ:ポストバック
  • マッチタイプ:部分一致
  • キーワード:remind_yes(いいえ用は remind_no
  • ラベル付与:予約リマインドへの回答:はい(いいえ用は「いいえ」のラベル)
  • 返信メッセージ:「ご確認ありがとうございます。当日お待ちしております」など

自動応答は対象のユーザーグループを指定しないと動作しません。全員を対象にする場合も、友だち全員が含まれるグループを必ず指定してください。ここが最もつまずきやすい箇所です。

4. 未確認の方だけを抽出する(配信グループ)

配信グループ管理の「JSONインポート」から、下記を取り込みます。画面から手で作る場合は、条件「予約ステータス=予約確定」と「除外ラベル=予約リマインドへの回答:はい/再リマインド送信済み」を設定してください。

user-group-remind-unconfirmed.json

配信グループ管理 > JSONインポート から取り込みます。取り込む前に、手順1のラベルを作成しておいてください(ラベルは名前で紐づきます)。maxElapsedDayFromLastReservation は「最終予約受付日からの経過日数」の上限で、直近30日以内に予約した方に絞る指定です。

{
  "version": "1",
  "items": [
    {
      "title": "予約確定・リマインド未確認",
      "memo": "予約が確定しているのに、リマインドの確認ボタンを押していない方",
      "reservationStatus": [
        "confirmation"
      ],
      "maxElapsedDayFromLastReservation": 30,
      "labelGroups": [],
      "excludeLabels": [
        {
          "labelName": "予約リマインドへの回答:はい"
        },
        {
          "labelName": "再リマインド送信済み"
        }
      ],
      "prefectureCodes": [],
      "planHashIds": [],
      "lineConfigHashIds": [],
      "menuHashIds": [],
      "resourceHashIds": []
    }
  ]
}

予約ステータスの条件は過去の予約も対象に含むため、直近の予約者に絞る指定を入れています。作成したグループの対象人数が、そのまま未確認者の数になります。

5. 未確認の方へ再リマインドを送る(定期配信)

配信管理の「JSONインポート」から、下記を取り込みます。毎日18時に、手順4のグループへフレックスメッセージで再リマインドを送る設定です。

segment-remind-resend-everyday.json

セグメント配信管理 > JSONインポート から取り込みます。下書きとして取り込まれるので、内容を確認してから配信を有効にしてください。手順4の配信グループを先に作成しておく必要があります(グループも名前で紐づきます)。

{
  "version": "1",
  "items": [
    {
      "title": "未確認の方への再リマインド",
      "type": "content",
      "isDraft": true,
      "memo": "予約確定・リマインド未確認のグループへ、毎日18時に再リマインドを送る",
      "streamType": "everyday",
      "scheduledTime": "18:00",
      "userGroupTitles": [
        "予約確定・リマインド未確認"
      ],
      "addLabelNames": [
        "再リマインド送信済み"
      ],
      "removeLabelNames": [],
      "contents": [
        {
          "type": "json",
          "value": {
            "type": "flex",
            "altText": "ご予約の確認をお願いします",
            "contents": {
              "type": "bubble",
              "body": {
                "type": "box",
                "layout": "vertical",
                "spacing": "md",
                "contents": [
                  {
                    "type": "text",
                    "text": "ご予約の確認",
                    "weight": "bold",
                    "size": "lg"
                  },
                  {
                    "type": "text",
                    "wrap": true,
                    "size": "sm",
                    "color": "#555555",
                    "text": "ご予約いただいた内容をまだご確認いただけていないようです。ご来店いただけるかお知らせください。"
                  }
                ]
              },
              "footer": {
                "type": "box",
                "layout": "vertical",
                "spacing": "sm",
                "contents": [
                  {
                    "type": "button",
                    "style": "primary",
                    "color": "#7CC07B",
                    "action": {
                      "type": "postback",
                      "label": "行きます",
                      "displayText": "はい",
                      "data": "{\"values\":[],\"message\":\"remind_yes\"}"
                    }
                  },
                  {
                    "type": "button",
                    "style": "secondary",
                    "action": {
                      "type": "postback",
                      "label": "行けないかもしれません",
                      "displayText": "いいえ",
                      "data": "{\"values\":[],\"message\":\"remind_no\"}"
                    }
                  }
                ]
              }
            }
          }
        }
      ]
    }
  ]
}

配信グループは配信のたびに再集計されます。再リマインドを見て「はい」を押した方は、翌日から自動的に対象外になります。手作業でリストを更新する必要はありません。

このサンプルでは配信時に「再リマインド送信済み」ラベルを付与し、そのラベルを配信グループの除外ラベルに入れてあるため、同じ方への再リマインドは1回だけになります。毎日送り続けたい場合は、JSONの addLabelNames を空にし、配信グループ側の除外ラベルからも外してください。

「いいえ」と答えた方への対応

「予約リマインドへの回答:いいえ」ラベルが付いた方だけの配信グループを別途作れば、キャンセル手続きの案内や日程変更の案内を自動で送れます。キャンセル待ちを設定している場合は、早めに枠を空けて次の方に繰り上げられるため、当日の空席を減らせます。

ご注意いただく点

  • 定期配信の送信時刻は「毎日18:00」のような固定の時刻で指定します。「予約日の前日」といった予約日を基準にした送信は、メニューのリマインド機能(予約の◯時間前)で行ってください。リマインド本体は予約の◯時間前、再リマインドは毎日固定時刻、という組み合わせが基本形です。
  • 配信グループのJSONに含まれるプラン・メニュー・リソースの指定はアカウント固有のIDで紐づくため、別アカウントへそのまま移すことはできません。ラベルと配信グループは名前で紐づくため、名前を揃えておけば移せます。
  • 再リマインドは配信通数を消費します。対象を未確認の方に絞ることで、全員へ再送する場合と比べて通数を大きく抑えられます。

まとめ

「開封されたか」を測る代わりに「確認したと押してもらう」設計にすることで、確認状況が確実に分かり、そのまま次の打ち手(再リマインド、キャンセル待ちの繰り上げ、電話確認)につなげられます。ラベル・自動応答・配信グループ・定期配信という標準機能の組み合わせだけで構築でき、開発は必要ありません。

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