CASE STUDY / 導入事例
針灸・整体

「治ったら終わり」を、メンテ通院に変える。施術後アンケート×AIパーソナライズ配信×自動リマインドで、急性来院を回数券・月額メンテ会員に引き上げた個人整骨院のデータ全公開

2026.06.29

整骨院でいちばん深いのは、“治った瞬間に終わる”という崖だ。——ぎっくり腰や寝違え、捻挫。強い痛みで駆け込んだ患者は、最初の数回は熱心に通う。だが痛みが和らいだ途端、来院の動機はすっと消える。「もう良くなったから」——その一言で、再発予防のためのメンテナンス通院につながらず、離脱していく。初めて来た人がその後も通い続ける確率は、業態を問わずおおむね約3割。けれど3回続けて通ってもらえれば、その後は約9割が定着する(POS+/タカラベルモント)。都内で個人経営の整骨院を営む、ある院。施術後アンケート × AIパーソナライズ配信 × 自動リマインドで、この“治ったら終わり”の崖を越え、急性で来た患者を慢性症状のメンテナンス会員へと引き上げた。回数券と月額メンテ、症状別のフォローで、通院中断と予約のドタキャンをどう減らしたか。その全プロセスを公開する。

舞台は、痛みの“その先”まで診たい個人整骨院

舞台は、都内の住宅街にある、院長とスタッフ数名で営む小さな整骨院だ。腰痛、肩こり、寝違え、スポーツでの捻挫——日々さまざまな痛みを抱えた人が暖簾をくぐる。施術ベッドが数台、物理療法の機器が並び、清潔なタオルが畳まれている。院長の信条はシンプルだ。「痛みを取るのはスタート地点。本当に診たいのは、痛みが再発しない体をどう保つか、その“その先”なんです」。

だが現実は、その理想と裏腹だった。急性の痛みで駆け込んでくる新患は絶えない。しかし、痛みが引いた数回後にはぱたりと来なくなる。「カルテの山を見れば、誰が来ていて誰が来ていないかは分かります。でも、“なぜ来なくなったのか”“どうすればもう一度来てもらえたのか”は、追えていなかった。良くなった患者さんに『再発予防にメンテで通いましょう』と毎回口頭で伝えても、半分以上は次の予約を取らずに帰ってしまう。気づけば数ヶ月、また痛くなってから戻ってくる。その繰り返しでした」。院長はそう振り返る。

データで見る、LINE配信の“不都合な現実”

施策の話に入る前に、まず業界の数字を直視したい。多くの整骨院がLINE公式アカウントで患者とつながろうとするが、そこには業種ごとにくっきりとした“ブロックの壁”がある。

業種LINEブロック率(中央値)
日用品19.1%
飲食22.8%
化粧品34.8%
人材35.8%
医療・美容(最寄りの参考)37.0%

出典:Social Plus「LINE公式アカウントのブロック率」2024年調査(友だち1,000人未満を除外)。平均ブロック率は29.7%。整骨院・接骨院は業種として個別には公表されていないが、医療に近い業態として最寄りの「医療・美容」37.0%と、平均29.7%が一つの目安になる。

さらに重要なのがブロックの理由だ。消費者調査では、LINE公式アカウントのブロック経験は70%、その理由の第1位は「配信の頻度が多すぎる」(26.5%)(モビルス2025・655名)。つまり“たくさん送る”ほど切られる。一方で、LINEの国内月間利用者は約9,800万人(2024)から2026年には1億人を突破(LINEヤフー公表)、60代以上の利用率も69.0%。腰や膝のケアが必要な年齢層まで含めて、リーチの母数は巨大だ。なのに、配信の仕方を間違えると、その大半に届かなくなる。

整骨院にとって、これは見過ごせない。新規の患者を広告で集め続けるのはコストがかさむ一方で、一度来てくれた患者との接点=LINEは、最も安い再来院チャネルだ。なのに、その接点を「今月のキャンペーン」「◯◯予防の豆知識」の一斉送信で消耗させてしまえば、最もコストの安い再来院の経路を、自ら細らせることになる。痛みのケアという繊細な信頼関係を、量産のお知らせで削ってしまう——リーチを取りにいくほど信頼が削れる、この矛盾が最初の壁だった。

整骨院特有の崖は、“治った瞬間”にある

飲食店や美容室の“2回目来店の崖”とは少し違う。整骨院の崖は、症状が良くなった瞬間に訪れる。来院動機が「痛み」である以上、痛みが消えれば動機も消える。これは患者を責められる話ではない。むしろ自然な反応だ。問題は、再発予防・メンテナンスという“次の価値”を、痛みがあるうちに伝えきれていないことにある。

この院が通院ステージを整理してみると、崖の場所がはっきり見えた。

通院ステージ患者の状態起きていること/打ち手
急性期(来院直後)痛みが強く、来院動機も高いここはほぼ困らない。問題は“次”
回復期(数回通院後)痛みが和らぎ、来院動機が急低下“もう良くなったから”で離脱=整骨院最大の崖
メンテ期(症状改善後)再発予防・体のケアの価値が伝わらない関連性のある一通で“通い続ける理由”を可視化
中断・離脱後気づけば数ヶ月、足が遠のく来院間隔の異常を検知し、そっと掘り起こす

急性期はほぼ困らない。痛いから来る。困るのは回復期から先だ。ここで「もう良くなったから」と離脱されると、せっかく信頼関係を築いた患者が、再発するまで戻ってこない。再発してから来れば、また急性の施術が必要になり、患者の負担も院の手間も増える。回復期にメンテへ橋を架けられるかどうかが、整骨院の経営を左右する。この崖を、LINEのデータで越えにいった。

なぜ「回数券・月額メンテ会員」なのか——整骨院の勝ち筋

この院が軸に据えたのは、回数券と月額メンテナンス会員だった。1回ごとの都度払いではなく、回数券(数回分をまとめて)や、月額で定期的にケアを受けられる状態を持ってもらう。これは単なる料金プランの話ではない。「次にいつ来るか」を、毎回ゼロから決めさせないための設計だ。

都度払いのままだと、患者は毎回「痛くないのに、わざわざ予約を取って通うか」を判断する。その小さな摩擦が、回復期の足を止める。整骨院の崖の正体は、多くがこの“動機の空白”だ。回数券があれば「あと3回分残っている」が来院の理由になる。月額メンテなら「今月分をまだ使っていない」が背中を押す。気づけば、痛みが無くても体のケアのために通う習慣ができる。冒頭のデータ(3回続ければ約9割が定着)を、回数券とサブスクが構造的に後押しするわけだ。

サブスクラインでは、こうした回数券や月額メンテ(サブスク)を、LINE上で完結して提供できる。患者はLINEから申し込み、決済し、残り回数や次回予約もLINEで管理する。院での受付や、LINEの会員証提示にも対応する。「申し込む」「払う」「予約する/通う」が一本の動線になる。院側は、誰がどのプランで、いつから何ヶ月通っているか、どんな症状で来たかを、データとして把握できる。カルテの山が、初めて“通い続けてくれる人の記録”に変わった。

入口でつまずかせない——あいさつ+ステップ配信

最初に整えたのは、初回来院・友だち追加直後のオンボーディングだ。初めて施術を受けた直後は、最も信頼が芽生えている瞬間であり、同時に最も離れやすい瞬間でもある。ここを“放置”すると、せっかくの初回が一度きりで終わる——これが整骨院の崖の入口だ。

そこで、友だち追加と初回来院をトリガーにあいさつメッセージとステップ配信を自動化した。1通目は感謝と、その日の施術内容を踏まえたセルフケア(自宅でできるストレッチ・温め方・避けるべき動作)。数日後に「痛みがぶり返しやすい時期」を見計らった次回来院の提案、さらに後日に回数券・メンテ会員にすると何が楽になるかの案内——と、急かさずに、しかし確実に“回復期への橋”を架ける。スタッフが一人ひとりに手作業で送る必要はない。一度設計すれば、新しい患者全員に、同じ丁寧さで届く。

「最初の1週間、施術後に何のフォローも無ければ、患者さんは『痛みが取れたしもういいか』となります。逆に、ぶり返しやすい頃に“その後、お体いかがですか”がちょうどよく届けば、もう一度診せようと思える。その入口の設計を、仕組みに任せられたのが大きかった」。

施術後アンケート=“その人を知る”入力源にする

この院がもう一つ仕込んだのが、施術後アンケートだ。来院後、LINEからワンタップで「今日の痛みは軽くなったか」「気になる部位」「生活で痛む場面」などに答えてもらう。回答はLINE上で完結するため負担が小さく、回答率は約55%と高い水準を保てた。

だが、この院のアンケートは“アンケートを取ること”が目的ではない。集まった回答は、後述するAIパーソナライズ配信の入力源になる。誰が、どの部位に、どんな悩みを抱えているか——それが分かれば、次に送る一通を「その人の症状に直結した内容」にできる。声を集めて終わりにせず、声を“次の一通”に変換する。アンケートは、配信を1人ずつにするための“燃料”だ。

解決の核:AIパーソナライズ配信——配信を「1人ずつ」に変える

ステップ配信とアンケートで土台をつくった先で、この院が最も価値を感じたのがAIパーソナライズ配信だ。これは、配信対象の一人ひとりに合わせて、文面・画像をAIが個別に生成する機能だ。来院歴、主訴(腰・肩・膝など)、通院ステージ(急性/回復/メンテ)、来院間隔、アンケートの回答を踏まえ、「前回お越しいただいた腰の張り、デスクワークが続くとぶり返しやすい時期です。一度メンテにいらっしゃいませんか」「以前気にされていた肩こり、寒くなると固まりやすいので、早めのケアがおすすめです」といった“その人あての一通”を、人手をかけずに用意する。

痛みのケアを扱う院にとって、これは決定的だった。量産のお知らせは信頼を薄めるが、“自分の症状あて”の一通は、開いた瞬間から施術の続きになる。送る相手だけでなく“中身”まで一人ひとりに合わせることで、配信そのものが、信頼を削るどころか、むしろ院との関係を延長する接点に変わった。

そして何より重要なのが、送信前に必ずスタッフが確認・承認すること。AIが勝手に送ることはない。AIはあくまで下書きまで。最後に送るかどうかを決めるのは、いつも人だ。スピードと、医療に近い領域ならではの慎重さ。その両立が、安心して使える理由になった。

一斉配信 vs AIパーソナライズ配信——同じ条件で比べたデータ

この院が同条件で比較したところ、差は明確だった。

一斉配信AIパーソナライズ配信
配信の中身患者全員に同じ1通1人ずつ、症状・通院段階・施術歴に合わせてAIが文面・画像を生成
内容の一貫性“今月のキャンペーン”の量産で、院の信頼感が埋もれる“その人あての一通”で、症状ケアの続きとして自然に届く
反応率(URLタップ)約4%約13%(約3倍)
ブロックされやすさ通数が増えるほど切られやすい下がる(一通の関連性が上がる)
配信の手間スタッフが手作業で1通ずつ考えるAIが下書き → 人が確認して送る
送信の安全性送信前に必ずスタッフが確認・承認

配信の反応率(URLタップ率)は、一斉の約4%から、パーソナライズで約13%へと約3倍。そして“自分の症状向け”の情報が届くほど、ブロック率は約26%から約15%へと大きく下がった。送る数を増やしたのではない。一通の精度を上げた結果だ。

なぜ、関連性が上がるとブロックは減るのか

理屈はシンプルだ。ブロック理由の第1位は「頻度が多すぎる」(モビルス2025)。裏を返せば、“自分に関係ない配信”が多いほど、頻度が「過剰」に感じられる。逆に、一通一通が自分の症状向けなら、同じ通数でも“ちょうどいい”に変わる。AIパーソナライズは、配信の関連性そのものを引き上げることで、頻度の体感を下げ、ブロックを減らす。この院は月8回だった配信を月4回へ意図的に減らし、その分、一通の質に振り切った。送る数ではなく、一通の関連性で勝つ——患者との信頼を守りたい整骨院ほど、この発想が効く。

自動リマインドで、予約のドタキャンと“うっかり中断”を止める

整骨院には、来院型ならではの“取りこぼし”がある。予約の無断キャンセル(ドタキャン)と、悪気のない通院中断だ。予約を取ったまま忘れる、別の予定が入る、痛みが少し引いて「今日はいいか」となる——。これらは“通う気が無い患者”ではなく、“ひと押しあれば通う患者”だ。ここを拾えるかどうかで、同じ予約枠でも稼働は変わる。

サブスクラインでは、予約の前日・当日に自動でリマインドを送れる。「明日◯時のご予約、お待ちしています」「本日のメンテのお時間です」。たったこれだけで、うっかりのドタキャンは目に見えて減る。この院では、無断キャンセル率が約11%から約4%へ低下した。空いてしまった枠は、痛みを抱えて待っている別の患者の機会損失でもある。リマインドは、患者にとっても院にとっても“すれ違い”を減らす。

さらに、回数券やメンテ会員には「次回そろそろの時期です」のリマインドも効く。来院間隔が空きはじめた段階で、症状を気遣う一通がそっと届く。“気づけば数ヶ月”になる前に、足を止めずに済む。中断は、起きてから取り戻すより、起きる前にそっと支えるほうがはるかに易しい。

離脱した患者の掘り起こし——セグメント配信+回数券で“あと一歩”を押す

それでも、通院が止まってしまう患者は出る。ここで効くのがセグメント配信だ。サブスクラインなら、来院データをもとに患者を最終来院日・通院頻度・主訴で切り出せる。「前は週1で通っていたのに、ここ2ヶ月来ていない人」を、来院間隔の異常から見つけ出し、気持ちが離れきる前に、症状を気遣う一通を届ける。

掘り起こしの一通は、値引きの連発ではない。「その後、腰の具合いかがですか。季節の変わり目はぶり返しやすいので、一度お体を診せてください」——症状に寄り添う“ちょうど効く一通”だ。必要に応じて、久しぶりの方向けの回数券や、メンテ再開のきっかけになるクーポンを添える。常連に不要な値引きを連発して単価を削ることなく、離脱しかけた患者だけを、ピンポイントで拾い直す。この掘り起こし配信から、しばらく足の止まっていた離脱患者の約23%が再来院した。来院の“間隔”を見ていれば、気持ちが離れきる前に、そっと手を差し伸べられる。それが、来院データを持つ最大の見返りだった。

リッチメニューの出し分けで、メンテ会員と新患に“別の入口”を見せる

LINEのリッチメニュー(トーク画面下のメニュー)も、全員に同じものを見せる必要はない。サブスクラインでは、回数券・メンテ会員と、まだ通院前/急性で来たばかりの患者とで、リッチメニューを出し分けられる。

メンテ会員には「次回予約」「残り回数の確認」「会員証」「セルフケア動画」を大きく。まだ通い慣れていない患者には「初回のご予約」「料金・回数券を見る」「アクセス」を前面に。同じ公式アカウントなのに、相手の通院段階に合わせて“次の一歩”だけを差し出す。迷わせない動線が、初回からメンテ会員への引き上げを後押しした。

会員証・ポイントで、“通うほど特別になる”を可視化する

メンテ通院の体験を支えたのが、LINEの会員証とポイントだ。来院時はスマホのLINE会員証を提示するだけ。受付がスムーズになり、紙の診察券を持ち歩く必要もない。来院や施術に応じてポイントが貯まり、次回の施術やメンテメニュー、セルフケアグッズに使える。

ポイントは単なる値引きの仕組みではない。「通うほど、自分の体のケアが積み上がっていく」という実感を可視化する装置だ。来院が記録され、ポイントが積み上がり、会員ランクが上がっていく。その積み重ねが、メンテ離脱の手を止める。回数券・メンテ会員の継続率は、こうした“続ける実感”の設計に支えられている。

AIエージェントが、“次の一手”を提案し続ける

ここまでの分析と配信を、毎日人手で回すのは現実的でない。施術と受付に追われる少人数の院ならなおさらだ。そこで効いたのがAIエージェントだ。来院データと予約状況を読み、「先月から来院が止まった◯名へ、掘り起こしの一通を」「回数券の残りが少ない◯名へ、更新のご案内を」「メンテ◯ヶ月継続の会員へ、感謝のメッセージを」といった打ち手を、根拠つきで提案する。

そして何より重要なのが、AIが勝手に送らないこと。提案された配信は、必ずスタッフが内容を確認し、ワンタップで承認して初めて実行される。分析 → 提案 → 承認 → 実行のループが回り、「施術が忙しくて今月まだ何も配信していない」がなくなった。最後の判断は、いつも人が握っている。属人化していた“院長の勘”が、仕組みとして回り始めた。

導入後の成果

導入後の成果(BEFORE → AFTER)
症状改善後の通院継続率(メンテ移行)
約49%
約30% から改善
回数券・月額メンテ会員の3ヶ月継続率
約85%
“通い続ける理由”が続く設計に
配信の反応率(URLタップ)
約13%
一斉 約4% → 約3倍
予約の無断キャンセル率
約4%
約11% から自動リマインドで低減
LINEブロック率
約15%
約26% から低減
離脱(中断)患者の掘り起こし
約23%
“その後いかがですか”の一通で再来院

配信を減らしたのに、反応は増えた。送る相手だけでなく“中身”まで一人ひとりの症状に合わせ、回数券・メンテで“通い続ける理由”を設計し、自動リマインドで取りこぼしを止めたことで、ブロックは下がり、症状改善後の継続が増え、無断キャンセルが減り、メンテ会員のLTVが伸びた。痛みを取るだけの整骨院から、痛みの“その先”まで支える院へ——患者との信頼を一切崩さずに、データは明確に動いた。

お客様・スタッフの声

痛みが引くと、いつも“もういいか”で通うのをやめていました。でも、ちょうどぶり返しそうな頃に“その後いかがですか”と来るので、つい予約してしまう。おかげで、ここ最近はぎっくり腰を繰り返さなくなりました。

── メンテ会員(40代・男性)

前日にリマインドが届くので、うっかり予約を忘れることがなくなりました。回数券の残りもLINEで見えるので、計画的に通えています。

── 回数券利用の患者(30代・女性)

患者さんの主訴や通院段階が画面で分かるので、声かけや配信が具体的になりました。“いつもありがとうございます”が、ちゃんと中身を伴って言える。配信も、送る前に必ず確認できるので安心です。

── 受付スタッフ

何を、いつ、誰に送るべきかをAIが提案してくれるので、施術で手一杯でも配信が止まりません。ブロック率を見ながら頻度を調整できるのも大きいです。回復期の離脱が目に見えて減りました。

── 院長

これからの展望

次に見据えるのは、来院データと症状の経過を組み合わせた“一人ひとりのケア設計”だ。データが積み重なるほど、AIの提案はこの院らしく賢くなる。腰のぶり返しが多い人へは季節の変わり目に早めの一通を、スポーツをする人へはコンディショニングの提案を——。「送る数」ではなく「届く精度」で勝負する方針は、来院データが厚くなるほど効いてくる。メンテ離脱を減らし、一人の患者と長く付き合うほど、その価値は複利で積み上がる。

検討中の整骨院・接骨院へ — 院長からのメッセージ

「カルテをデータベースに持っているだけでは、宝の持ち腐れです。回数券やメンテ会員で“通い続ける理由”をつくり、来院が記録されるだけで、誰がメンテで続いていて、誰が離れかけているか、誰がもうすぐ来る頃かが見えてくる。あとは、その人の症状あての一通を、ちょうどいいタイミングで送るだけ。難しい運用はAIが提案・下書きしてくれて、送る前は必ず人が承認します。前日リマインドでドタキャンも減ります。痛みを取って終わりにするのは、患者さんにとっても院にとっても、もったいない。再発を防ぐメンテまで支えれば、患者さんは健康になり、院は安定する。“1人ずつ”の配信は、信頼が命の整骨院ほど効きます。まずは無料で、自分たちのカルテで試してみてほしい」。

まとめ:痛みを“取って終わり”にせず、症状あての一通で“1人ずつ”支える

LINEの平均ブロック率29.7%、ブロック理由1位は「頻度」。一方で国内利用者は1億人規模、3回続けて通えば約9割が定着——。巨大なリーチと、高い離脱が同居するのがLINEの現実だ。新規獲得コストが上がり続ける整骨院にとって、量産の一斉配信は、最も安い再来院チャネルを自ら細らせる。この矛盾を解く鍵は、“誰に”の先の“何を”、つまり配信を1人ずつに変えることにある。回数券・月額メンテで“通い続ける理由”を設計し、ステップ配信と施術後アンケートで回復期の崖を越え、AIパーソナライズが症状別の関連性を上げてブロックを下げ、自動リマインドでドタキャンと中断を止め、セグメントで離脱を拾い直し、リッチメニューで動線を整え、AIエージェントが運用を止めずに回す。最後は必ず人が承認する。送る数ではなく一通の精度で勝つ——それが、患者との信頼を守りながら、症状改善後の継続とLTVを伸ばした道筋だった。

データ出典:LINEブロック率・業種別ブロック率=Social Plus「LINE公式アカウントのブロック率」2024年調査(友だち1,000人未満を除外/平均29.7%)。整骨院・接骨院は業種として個別公表が無く、医療に近い業態として最寄りの「医療・美容」37.0%と平均値を目安として参照。ブロック経験70%・理由1位「配信の頻度が多すぎる」26.5%・60代利用率69.0%=モビルス2025(655名調査)。国内LINE利用者数=LINEヤフー公表(約9,800万→2026年1億突破)。初回リピート約30%・3回来店で約90%継続=POS+/タカラベルモント。LINE開封率「約60%」は業界通説で一次出典が乏しく、諸説あります。当該院個別の数値(症状改善後の継続率・回数券/メンテ継続率・反応率・無断キャンセル率・離脱掘り起こし率・ブロック率・アンケート回答率・LTV)は当該院の実績にもとづく値です。

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