複数のLINE広告アカウント運用時の成果計測・通知方法 FAQ
Q1. 複数のLINE広告アカウントでも友だち追加コンバージョンをまとめて計測できますか?
はい、サブスクラインでは複数のLINE広告アカウントを運用している場合でも、
1つの管理画面からコンバージョンを一元計測
し、各アカウントごとに成果通知(CV通知)を行うことが可能です。
Q2. 具体的にどのような設定が必要ですか?
基本的な流れは以下のとおりです。
- サブスクラインで各LINE公式アカウントのトラッキングLIFF URLを発行
- LINE広告管理画面の各キャンペーンに、そのLIFF URLを設定
- サブスクラインの自動応答機能で友だち追加イベントを検知し、LINE Conversion APIへ成果通知
アカウントごとに異なるタグIDやアクセス用のトークン(AccessToken)を管理し、URLクエリパラメータを活用してどの広告クリックからのCVかを正しく識別します。
Q3. 複数アカウントを見分けるために必要なパラメータ設定は?
各アカウント・キャンペーン専用のパラメータをURLに付与するのがポイントです。
例えば、「?tag12345=12345」や「?tag67890=67890」といったクエリパラメータを設定しておけば、サブスクライン側でそれらの値を参照し、対応する広告アカウント用に成果通知を切り替えられます。
具体例
広告A用URL:
https://liff.example.com/...?...&tag12345=12345
広告B用URL:https://liff.example.com/...?...&tag67890=67890
Q4. ldtag_cl パラメータはどのように扱うのですか?
ldtag_cl はLINE広告クリック時に自動付与される一意のIDです。サブスクラインのLIFF URLへ遷移する際、このldtag_clがクエリパラメータで引き継がれることで、「どの広告クリックが友だち追加につながったのか」を特定できます。
もし中間のLP(ランディングページ)を挟む場合は、リダイレクトやボタン設置時にldtag_clを失わないようにURLを継承してください。
Q5. サブスクラインでのコンバージョン通知設定は?
友だち追加されたタイミングでLINE Conversion APIに対して成果を送信するよう、サブスクライン管理画面の「自動応答」機能からシナリオを作成します。各アカウントごとにアクセストークン(AccessToken)やタグIDを正しく設定してください。
※以下のようなリクエストURLやヘッダー、ボディが一般的な構成例です。
https://api.subscline.jp/api/v1/client/##CLIENT_ID##/postback/post ?header={ "X-Line-TagAccessToken":"##ACCESS_TOKEN##", "X-Line-ChannelID":"##CHANNEL_ID##" } &body={ "events":[ { "event":{ "source_type":"web", "event_type":"conversion", "event_name":"FriendAdd", "event_timestamp":{{now}}, "deduplication_key":"{{uuid}}" }, "user":{ "click_id":"{referer.ldtag_cl}", "line_uid":"{line_user.uid}" } } ] } &url=https://conversion-api.linebiz.com/v1/{referer.tag12345}/events
Q6. 運用テストの手順を教えてください
- 広告をクリック → サブスクライン発行のLIFFから友だち追加
- サブスクライン管理画面でコンバージョンログやポストバック通知ログを確認
- LINE広告マネージャー上でコンバージョン数をチェック
計測が反映されるまで多少のタイムラグがある点にご注意ください。また、誤って他アカウントのタグIDが混在していないかも合わせて確認しましょう。
Q7. 重複計測や誤計測を防ぐにはどうすればいいですか?
広告・アカウントごとに「ユニークなクエリパラメータ」を付与し、
サブスクライン側の自動応答で条件を分岐するのが重要です。
誤って全てのタグID・トークンに通知しないように、広告別の専用パラメータと紐付いたときだけ正しいアカウントへのポストバックを送信する仕組みにしてください。
Q8. アクセストークンが失効したらどうなりますか?
LINE Conversion APIへの通知が失敗し、コンバージョンが計測されなくなります。
アカウント別に発行されるアクセストークンの有効期限を定期的に管理し、失効前に更新するようにしましょう。
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