リッチメニューのボタン(URI タイプ)のタップ数をレポートで確認するには?
質問
URI タイプのボタンを配置したリッチメニューで、各ボタンのタップ数を管理画面のレポートに正しく表示させる方法を教えてください。
回答
概要
richMenuId
と richMenuEventId
を設定することで、URI ボタンのタップ数を自動集計・レポート化できます。手順
- 管理画面で新しいリッチメニューを作成し、「タップ数をカウント」するオプションをオンにする。
- ボタン設定で
type: "uri"
を選択し、遷移先を LIFF URL 形式で入力する。POINT
LIFF URL 例:
https://liff.line.me/{LIFF_ID}/path?richMenuId={primaryId}&richMenuEventId={eventId}
- メニューを保存・公開すると、各ボタンがリッチメニューイベントとして自動登録される。
- ユーザーがボタンをタップすると、Webhook または LIFF 側でログが自動生成される。
- 毎日 9 : 00 (JST) 実行の
cron
ジョブが前日分のログを「リッチメニューレポート」テーブルに集計。 - 管理画面の「タップ数レポート」タブで、日別・ボタン別のタップ数を確認(CSV エクスポートも可)。
イベント ID(richMenuEventId
)の求め方
ポストバックの場合は
aliasId + action.data
の連結で自動生成されますが、URI タイプは公開済みメニューの primaryId
と管理画面に表示される各ボタンの eventId
をそのまま使用できます。よくあるエラーと対処法
- レポートが 0 件のまま
→ LIFF URL にrichMenuId
&richMenuEventId
が付与されているか確認。 - eventId が一致しない
→ リッチメニューを再発行した場合はボタンのeventId
が変わるため、古い URL を更新する。 - 集計が 1 日遅れる
→ ログは翌日 9 : 00 (JST) 集計。即時反映ではない点に注意。
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