基幹システムで抽出したユーザーに対しセグメント配信を行うには?
具体的には以下の4ステップで設定してください。
- 自動応答のポストバック通知機能やデジタル会員証のQRコードなどを用いて、外部システム側でサブスクラインのUID情報を保持する
- 外部システムで、サブスクラインの postbackエンドポイントに対し、 どのユーザーにどのラベルを付与するかを指定
- サブスクライン管理画面で、 付与したラベルを利用してユーザーグループを作成
- 作成したユーザーグループを指定し、 セグメント配信を実施
1. 自動応答やQRコードを利用して外部システムにサブスクラインUIDを保持する
外部システムでは、サブスクラインのユーザーを一意に識別するために UID(ユーザーID)情報をあらかじめ把握しておく必要があります。 具体例としては、下記のような方法でUIDを取得・保持していただくケースがあります。
- 自動応答の「ポストバック通知機能」を活用し、ユーザーが特定操作を行ったタイミングでUIDを外部システムへ送信
- デジタル会員証のQRコードをユーザーに読み取ってもらい、サブスクラインUIDと会員IDを紐づける
こうして基幹システム側でUIDを管理することで、 「どのユーザーが誰に相当するのか」を外部システム上で明確に区別できるようになります。
2. 外部システムでpostbackエンドポイントを呼び出す
続いて、外部システムからサブスクラインの postbackエンドポイントに対して、 ユーザーIDと ラベル情報を指定してリクエストします。
GET https://cdn.subscline.jp/sdk/postback/v1/latest.js?luid=abcde&lcid=123456&label=hogehoge
サブスクライン側では、このリクエストに含まれる ユーザーID、クライアントID ポストバック情報を受け取ります。
自動応答機能でラベル付与を該当ユーザーにラベル付与処理を実行します。
3. 管理画面でラベルを指定したユーザーグループを作成
次に、サブスクラインの管理画面にログインし、 ユーザーグループ管理メニューから、 上記で付与したラベルを条件としたグループを作成します。
ユーザーグループ作成の流れ
- メインメニューから「ユーザーグループ管理」を開く
- 「新規作成」ボタンをクリックし、グループ名や抽出条件を指定
- 条件として「ラベルが (先ほど付与したラベル名)である」を設定
- グループ保存後、該当ラベルを持つユーザーが自動的にグループ化される
このステップにより、外部システム経由でラベル付与されたユーザーを簡単に特定できます。
4. 作成したユーザーグループへセグメント配信を行う
最後に、ユーザーグループを対象としたメッセージ配信(セグメント配信)を設定します。
こちらも管理画面の 配信設定や シナリオ管理から行えます。
セグメント配信設定のポイント
- 配信対象に「先ほど作成したユーザーグループ」を選択する
- 配信するテキストやリッチメニュー、クーポンなどのコンテンツを自由に設定
- 必要に応じて配信タイミング(即時 or 予約)を指定
こうすることで、 外部システムで付与したラベルを起点としたセグメント配信が可能となり、 より効率的なLINEマーケティング施策を実現できます。
まとめ
以上の4ステップによって、 「どのユーザーにどのラベルを付与するか」を外部システム側で指定し、 その後 サブスクライン管理画面でユーザーグループを作成し、 セグメント配信する流れがスムーズに行えます。
ご不明点や追加のカスタマイズが必要な場合は、契約プランや要件に応じて柔軟に対応いたしますので、お気軽にご相談ください。
ご不明点や設定サポートが必要な場合は、お気軽にご相談ください。
コメント