サブスクラインで使えるポストバックキーワードについて
サブスクラインには、自動応答機能やイベント発火時に活用できる「ポストバックキーワード」が用意されています。
これを使うと、解約や予約といった各種イベントが発生したタイミングで、
LINEメッセージを自動送信したり、メールや外部システムに通知を行うことが可能になります。
ポストバックとは何ですか?
ポストバックとは、ユーザーが行ったアクションをトリガーにして
サブスクラインが自動的に内部通知を送る仕組みを指します。
例えば、「プラン契約」や「予約完了」など特定のアクションが行われたときに、
あらかじめ設定しておいた「ポストバックキーワード」に応じて、自動応答のメッセージを送ったり、
他のシステムにAPI連携で通知を飛ばしたりできます。
ポストバックキーワード一覧
- プラン契約時: plan_create
- プラン解約予約時: plan_cancel
- チェックイン(回数制限型):Tips
例:
plan_check_in_3
(3回目のチェックイン時に発火)累計回数を管理したい場合は、
plan_check_in_total_xxx
を利用します。 - チェックイン(使い放題型): plan_check_in_total_xxx
- モバイルオーダでのチェックイン時:
mobile_order_check_in_xxx
(回数制限型)mobile_order_check_in_total_xxx
(使い放題型)
- 仮予約: reservation_provisional
- 予約確定: reservation_confirmation
- キャンセル待ち: reservation_waiting_for_cancel
- 予約キャンセル: reservation_cancel
- 予約完了: reservation_completion
「チェックイン時」などのキーワード末尾にある「_xxx
」には数値を入れて設定します。
例:plan_check_in_total_4
→ 累計4回目チェックイン時に発火
設定方法
- サブスクラインの管理画面から、自動応答を開きます。
- イベントタイプで「ポストバック」を選択します。
- マッチタイプを「完全一致」か「部分一致」に設定し、上記キーワードを入力して保存します。
– 「完全一致」はキーワードが一致した場合のみ発火します。
– 「部分一致」はキーワードを含んでいれば発火します。
具体例:プラン解約申請後1ヶ月経過時にメッセージ送るケース
- プラン解約予約に関するポストバックキーワード(
plan_cancel
)を設定し、
解約予申請が行われたタイミングで自動応答を発火します。 - 「解約予約」ラベルを付与するなどの設定も合わせて行います。
- ユーザーグループ機能にてラベル付与(解約予約)から1ヶ月後にユーザーグループで抽出し、セグメント配信でメッセージの配信設定を行います。
解約申請後のフォローアップは離脱防止に有効です。
「解約手続き完了前に割引クーポンを案内」や「再加入特典の紹介」など、期間をあけてメッセージを送ることで顧客との関係を維持できます。
【よくある質問】
Q. ポストバックキーワードを入力するときに気をつけることは?
部分一致と完全一致を正しく使い分けることが重要です。
似たキーワードを複数設定している場合、最も優先度の数値が高い自動応答が優先されますので、
競合しないように明確なキーワードを設定してください。
Q. 予約や決済など、複数の通知を同時に設定する場合は?
同じタイミングで発火しうるポストバックがあると、最も優先度の数値が高い自動応答が発火する仕様です。
ラベル付与、成果通知、ユーザー向けサンクスメッセージなどをまとめて実行したい場合は、
一つの自動応答にまとめるなど工夫が必要です。
Q. ポストバックキーワードは自由に追加できますか?
ポストバックキーワードの追加はできないため、上記の標準キーワードのうち該当するものを使用してください。
まとめ
ポストバックキーワードは、サブスクラインの自動化を高める非常に便利な仕組みです。
予約・解約・チェックインなどのタイミングで、自動応答メッセージや他システム連携をスムーズに行えます。
ノーコードの管理画面設定だけで運用が始められるので、ぜひ活用してみてください。
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