指定時のみフィルターが働く安全設計で、既存運用への影響はありません。
このアップデートでできること
正確に抽出
1つのCSVから、指定したコンバージョン名に一致するデータのみを安全に抽出。
運用効率化
マルチアカウント/マルチアクションでも、目的別にCSVを分割しやすく。
YouTube連携にも適合
YouTube(Google広告)経由の成果も既存のオフラインCVワークフローにそのまま適用。
背景
CSVインポート時のミスや手作業のフィルタ作業を減らし、「必要なコンバージョンだけを、すぐに」取り込めるよう、
name
パラメータでの精確な抽出に対応しました。アップデート概要
- 対象:Google広告オフラインCV用CSVエクスポート(管理画面/API)
- 新パラメータ:
name
(任意・文字列) - 挙動:
name
未指定 → 直近7日分の該当データすべてを返却(従来どおり)name
指定 → 指定のコンバージョン名に一致するデータのみを返却
API利用例
全件(従来どおり)
GET https://api-dev.subscline.jp/api/v1/client/{clientId}/google-ads/cv/data.csv
コンバージョン名で絞り込み
GET https://api-dev.subscline.jp/api/v1/client/{clientId}/google-ads/cv/data.csv?name=ExampleConversion
安全設計
name
を指定したときのみフィルターを適用。既存のバッチ運用・自動処理の互換性を維持します。期待される効果
- 誤インポートの防止:他アクションの混入を回避し、計測の安定性を向上。
- マルチアカウント運用の効率化:アカウント/用途別のCSV分割が容易に。
- YouTube広告の成果管理に適合:動画施策のCV集計精度を確保。
ご利用手順(サマリ)
- サブスクライン管理画面またはAPIから「Google広告CSVダウンロード」を選択
- 特定のコンバージョンのみ取り込みたい場合は、クエリ
?name=
に対象のコンバージョン名を指定 - 取得したCSVをGoogle広告のオフラインCVインポートへアップロード(Googleの仕様に準拠)
ユースケース例
ブランドと獲得を分離
「購入」「来店」「資料請求」などアクションごとにCSVを分割して運用。
代理店での横断管理
複数アカウントの誤取り込み防止。アカウント単位でCSVを作成。
YouTube施策の評価
動画経由のオフラインCVを対象コンバージョン名で抽出し、影響を正確に評価。
注意事項/ベストプラクティス
Tips
- Google広告側の締切・タイムゾーン・列仕様に従ってインポートしてください。
- GCLIDは発生元アカウントでのみ有効です。アカウントを跨ぐCSVの混在に注意。
- コンバージョン名の綴り・全角半角を正確に指定するとトラブルを防げます。
コメント