サブスクラインではリファラーURLパラメータ(例:referer.xxx)をもとに、自動応答におけるポストバック通知を「行う/行わない」を制御することが可能です。
本ページでは、その仕組みの概要と実装ポイントをわかりやすく解説します。
Q. リファラーのクエリパラメータを見て、ポストバック通知を送るかどうかを制御できますか?
はい、可能です。サブスクラインでは、自動応答時のポストバック通知を実行する前にリファラーに含まれるパラメータを評価し、通知対象を絞るロジックを設けることができます。
Q. パラメータの命名ルールは?
どのようなパラメータでも利用可能です。
参考例として、以下のようなキー・値をリファラー URL に付与しておくと、後処理での条件分岐が容易になります:
POINT
pixel12345=12345
:ピクセルA用の識別子pixel67890=67890
:ピクセルB用の識別子campaign-abc=abc
:キャンペーン識別用source_meta=meta
:流入媒体識別用
たとえば、広告入稿用URLを次のように設定することで、pixel idが12345の場合のみ特定のエンドポイントにポストバック通知を送るなどの制御が可能です。
https://your-site.com/landing?pixel12345=12345&source_meta=meta
Q. 通知先 URL のフォーマット例は?
通知先 URL は、リファラー値を置換できるようテンプレート化しておくとよいでしょう。例:
Tips
https://api.subscline.jp/api/v1/client/##CLIENT_ID##/postback/meta? fbclid={referer.fbclid}& pixel={referer.pixel12345}& event={referer.event_name}& campaign={referer.campaign}& token=YOUR_TOKEN
このように {referer.xxx}
部分が動的に置換される設計にしておきます。
Q. 実装時の注意点・運用上のポイントは?
- キーなし・空値などにならないよう、LPやタグマネージャー側で制御する
- URLエンコード・デコードの整合性に注意する
- 十分なテストとモニタリングを行う
Q. 条件分岐を使う目的・メリットは?
リファラー条件分岐を使うことで、不要な通知を抑えて広告媒体側へのノイズを減らしつつ、複数媒体や複数キャンペーンを柔軟に運用できるようになります。
たとえば、A/B テストや複数代理店運用などのケースで、それぞれ異なる媒体に正確に成果通知を振り分けられます。
導入・テストチェックリスト
- 広告リンク/LP URL に条件分岐用パラメータが正常に付与されているか確認
- 自動応答 / ポストバック実行ロジック上で referer_params が正しく取得できているか確認
- 広告媒体で成果に反映されるか、管理画面で実際の計測値を確認
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