Q. 配信機能の「レポート一覧」で「開封率」や「URLタップ数」が反映されていないのはなぜですか?
LINE公式アカウント向けのInsight API(メッセージ統計機能)では、開封数やURLタップ数などのユーザー操作データを取得できますが、プライバシー保護の観点から、下記の場合には、数値をご確認いただけません。
- ユニークユーザー数が20人未満の場合
- 総タップ数が20回未満の場合
そのため、配信対象ユーザー数が少ない場合や、実際のURLタップ数が閾値を下回る場合には、レポートに「–」や空欄で表示され、数値をご確認いただけません。
Q. 上記について、サブスクラインの独自機能で開封数やURLタップ数を把握することはできませんか?
開封数を把握することはできません。
URLタップ数は、下記の方法にて擬似的に把握することが可能です。
- 下記2つの方法に共通する準備
遷移先URLをトラッキング対応LIFF URLの形で成形します。任意のkey=valueに、計測したい区分ごとのkey=value(例:urltap=message20250101)を入力しておきます。
- 方法1:「タップ数」ではなく「タップしたユーザーの数」を把握したい場合
- 自動応答メッセージ機能にて、イベントタイプ:ポストバック、マッチタイプ:部分一致、キーワード:任意のkey=value(例:urltap=message20250101)という条件を設定し、「ユーザーラベル付与」を行います。
- 詳細はこちらの、「URLに遷移するボタンの場合」をご参照ください。
- ボタン遷移ではなく、メッセージテキスト内のURLや、画像リンクのURL、リッチメッセージの遷移先URL、JSONメッセージのリンク先URLなどについても同様の設定でタップユーザー数の把握を実現できます。
- タップしたユーザーにラベルが付与されるため、タップしたユーザーを特定できます。
- サブスクライン管理画面で集計(ユーザー数把握)を完結できます。
- 方法2:「タップ数」を把握したい場合
- 処理が煩雑にはなりますが、方法1と同様、自動応答メッセージ機能にて、イベントタイプ:ポストバック、マッチタイプ:部分一致、キーワード:任意のkey=value(例:urltap=message20250101)という条件を設定し、「メール通知」を設定します。
- タップされるたびにメール通知が届くことになりますので、その集計を行っていただく必要はありますが、タップ数の計測を行うことができます。
- タップしたユーザーを特定したい場合、通知メールにユーザー情報を含めることも可能です。通知メール内に含められる変数はこちらをご覧ください。
- サブスクライン管理画面で集計(タップ数把握)を完結することは現状行えないため、届いた通知メールを参照して処理いただく必要があります。
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