2. セグメント配信の概要
セグメント配信では下記のような条件を組み合わせて配信相手を絞り込みます。
- 年齢・性別・住所などのプロフィール情報
- 登録日やアクティブ状況、予約状況
- ラベル(商品・サービスの興味や購入履歴など)
- プラン(サブスクリプションの利用状況やステータス)
3. ユーザーグループの作成方法
3-1. ユーザーグループとは?
ユーザーグループは、条件に合致したユーザーを自動的にグルーピングする機能です。
ユーザーグループを事前に設定しておけば、そのグループに対してまとめてセグメント配信を行うことができます。
3-2. ユーザーグループ新規作成手順
- 基本情報を入力
- ユーザーグループ名をわかりやすく設定します。
- 配信元のLINE公式アカウントを複数選択できます。
- ラベル(OR条件)を設定
Tips例:「リピート顧客」もしくは「新規登録者」のように、ユーザーがいずれかのラベルを持っていれば抽出
- 除外ラベル(複数選択)
Tips例:すでに退会した顧客など、送信対象から外すユーザーを定義 - プランやステータス、予約メニュー等の条件を設定
- 例:特定のサブスクプランに加入中で、最終チェックインから3日経過したユーザーのみ抽出
- 予約のステータス(キャンセル済みや来店済みなど)で絞り込みも可能
- 細かい利用状況や行動データの条件を設定
- 当日のChatGPTチャット回数
- プラン契約期間内でのチャット回数
- 友達登録からの経過期間(分・時間・日・月)
- 住所や誕生日など
- 保存して完了
作成したユーザーグループは自動的に抽出対象が更新されます。
4. セグメント配信の設定方法
4-1. セグメント配信の新規作成
- 配信タイトル・グループ選択
例:
・「○月キャンペーン配信」
・配信対象のユーザーグループ(複数可)を選択 - 配信タイプの選択
- 即時配信
- 日時指定(何月何日何時に配信)
- 毎分/毎時/毎日/毎週/毎月などの定期配信
- ラベル付与/除去
Tips配信と同時に「セール情報受取済み」ラベルを付与するなど、顧客管理を自動化
- コンテンツ設定
文章や画像・クーポン情報などを設定。
コンテンツを複数組み合わせる場合は、LINEの送信制限(1度に最大5メッセージ)に注意。 - 一時保存または送信
配信時間を指定しない場合は即時送信可能。
セグメント配信を設定したら「送信」または「一時保存」を選択。
4-2. 配信後の効果測定
セグメント配信の結果は、レポート画面で確認できます。
「メッセージの開封率」「クリック数」「クーポン使用率」などをチェックしながら、より効果的な配信内容へと改善していきましょう。
詳細仕様については以下APIリファレンスページをご参照ください。
送信したメッセージの統計情報を取得する
5. よくある質問(FAQ)
Q1. ユーザーグループとセグメント配信の違いは何ですか?
組み合わせて使うことで、的確かつ効率的にマーケティングメッセージを配信できます。
Q2. 配信対象の条件はどの程度細かく指定できますか?
ただし条件を複雑にしすぎるとセグメントが小さくなりすぎる可能性があるため、目的に応じてバランスよく設定しましょう。
Q3. 作成したユーザーグループの人数はどこで確認できますか?
Q4. セグメント配信の予約送信はキャンセルや変更が可能ですか?
Q5. 送信メッセージの数に制限はありますか?
Q6. ラベルはどのような使い方がありますか?
また、配信後に「クーポン利用済み」「来店済み」などのラベルを付与すれば、その後の施策や再アプローチの精度が上がります。
Q8. セグメント配信した内容のレポートはどこで確認できますか?
Q9. 初心者でもスムーズに使いこなすにはどうすればよいですか?
慣れてきたら条件を増やしたり、自動ラベル付与などを活用して少しずつ高度な施策に発展させていくことをおすすめします。
まとめ
サブスクラインのセグメント配信とユーザーグループ機能は、LINE公式アカウントを使った効果的なマーケティング手法の中核となります。
適切な条件でユーザーをグルーピングし、興味・行動に合わせたメッセージ配信をすることで、顧客満足度の向上と売上増加を同時に実現することが可能です。
初心者の方はまず簡単な条件設定から始め、少しずつ高度な配信を取り入れていくとスムーズに運用を拡大できます。ぜひ、サブスクラインの豊富な機能を活用して、マーケティング施策を進化させてください。
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