カート購入（EC機能）

サブスクラインの「カート購入（EC機能）」とは？

「サブスクライン」が提供するカート購入（EC機能）は、LINEを起点とした購入プロセスをワンストップで実装できるサービスです。従来のWebサイトのみでは把握しきれなかったユーザー行動を、LINE上で包括的に捉えることで、売上拡大とLTV（顧客生涯価値）の向上を強力にサポートします。

1. ワンストップでECを管理し、売上機会を最大化

LINE上で完結するスムーズな購買体験

ユーザーは、別途アプリのダウンロードや会員登録を行わずとも、LINE上で欲しい商品をカートに入れ、そのまま決済まで行えます。
このストレスフリーなフローは離脱率を抑え、購買率（CVR）の向上を促します。

複雑な商品バリエーションやセット販売にも対応

カラーやサイズなどのバリエーションだけでなく、トッピングなどのオプション設定や、セット商品の一括購入も柔軟に管理可能です。
店舗販売・EC・サブスクを横断的に管理する「サブスクライン」だからこそ、多様な商品構成にも対応しやすい設計です。

2. 継続課金＋単発購入のハイブリッド運用

• サブスク会員向けの限定商品を販売（クローズドEC）
• 単品購入にも対応し、都度購入を可能に
• 回数券をサブスクプランで提供し、追加で単品を購入してもらう

こうした運用により、収益源を増やすだけでなく、会員限定の商品設計によって顧客満足度を高めることもできます。たとえば、サブスク会員だけが購入できる限定商品を設定し、会員のアップセル施策を強化することも容易です。

3. Cookieに依存しない広告トラッキング

友だち追加から購入完了までを一気通貫で計測

カート購入（EC機能）には、他のサブスクライン機能と同様に広告トラッキングが標準搭載されています。
Google広告やMeta広告などからの流入をサーバーサイドで計測できるため、Cookieブロックの影響を受けにくく、ブラウザ規制が強化される今後の環境でも安定した効果測定が可能です。

CRMとの連携でLTVをさらに高める

顧客の購入履歴・サブスク契約状況・お問い合わせ記録などを一元管理し、セグメント配信やステップ配信を簡単に実行できます。
たとえば、「初回購入後30日以内にリピートがない顧客」に自動でクーポンを送るなど、離脱を防ぎ、継続購入を促す施策も容易に設定可能です。

4. カート購入（EC機能）導入イメージ

カート購入（EC機能）を導入する場合の基本フローは以下のとおりです。

1. 必要に応じてサブスクプランを作成（プラン管理）
2. 商品管理でカテゴリやバリエーション、オプションを登録
3. EC（カート購入）を有効化したプランを作成、または既存プランへ紐付け
4. 外部決済（Stripe）との連携を確認
5. LINE公式アカウントのリッチメニューやポップアップでEC商品を告知
6. 顧客がLINE上で購入 → 管理画面でリアルタイムに注文確認
7. 購入情報が広告トラッキングやCRMに自動連動

上記のステップを踏むことで、LINE上でのEC運用をスピーディに開始できます。

5. カート購入（EC機能）活用術

本機能をさらに活かすためのアイデア例です。

• 店舗×ECの相互送客
  店舗で配布するチラシに「EC購入用クーポン」をつけるなどして、新たなEC利用を促進。店舗以外の時間帯でも売上を獲得。
• サブスク×モバイルオーダー連動
  サブスク契約会員はモバイルオーダー時の手数料を無料にするなど、顧客の利便性を向上しながら店舗の回転率アップを目指す。
• AIチャット×レコメンド強化
  過去の購入データや行動履歴を分析し、チャットボットでおすすめ商品を案内。離脱後の顧客にも再アプローチし、リピート率を向上。

---

カート購入（EC機能）の主なメリット

• LINE上で注文・決済が完了し、離脱率を低下させCVRを高める
• サブスク契約とあわせて運用すればリピート購入やクローズドECが可能
• Cookie非依存のトラッキングでブラウザ規制強化の影響を最小限に抑えられる
• 予約管理・モバイルオーダー・AIチャットなど他機能との連携による相乗効果
• 広告効果測定とCRM連携により、継続的なPDCAサイクルを回しやすい