「AIチャット (ChatGPT連携)」は、サブスクラインとOpenAI APIを組み合わせることで、LINE上で24時間対応を可能にする次世代型の自動応答サービスです。
従来のシンプルなチャットボットとは異なり、事前学習データと多彩なパラメータ設定を駆使して、ユーザーの多岐にわたるお問い合わせや要望にも、人間らしい自然なやり取りを実現します。
【AIチャット導入のメリット】
- スタッフの対応負荷を軽減しつつ、顧客満足度を維持・向上できる
- 24時間体制で問い合わせを受け付け、取りこぼしをゼロにする
- 顧客情報を自動的に蓄積し、長期的なLTV向上に貢献
主な特徴
- 事前学習データを活用し、専門知識を習得したAIチャットを構築可能
- 高度なパラメータ設定で応答の文体やバリエーションを自在に調整
- 管理画面で無制限に「ChatGPT bot」を作成・編集でき、多店舗・複数用途で展開可能
- Webhook連携などを通じて既存システム(CRM・在庫管理など)と柔軟に連携
画面イメージ・操作フロー
1. ChatGPT bot一覧
「ChatGPT bot一覧」では、OpenAIとの連携情報を
新規追加・編集することができます。
用途に応じて複数のBotを作成して切り替えられるため、顧客対応用・社内FAQ用など使い分けが可能です。
▲ ChatGPT bot一覧(サンプル画面)
2. ChatGPT bot新規追加
「新規作成」ボタンをクリックして、以下の項目を入力するだけでBotを作成できます。
- bot名:管理者が認識しやすい名前を設定
- APIキー:OpenAIで発行したAPIキーを入力
- 事前学習モデル:商品情報や業務手順などBotに覚えさせたい内容
- その他、サンプリング温度やトークン上限などの高度な設定
▲ ChatGPT bot新規追加(サンプル画面)
3. ChatGPT bot編集
すでに登録済みのBotも編集可能です。
回答精度の向上や商品ラインナップ変更時など、柔軟に調整・メンテナンスができます。
▲ ChatGPT bot編集(サンプル画面)
自動応答メッセージ設定
「自動応答メッセージ一覧」で、インプット用とアウトプット用のメッセージを設定すると、LINEで受け取った内容をChatGPTに渡して返信を取得する流れが完成します。
キーワード単位でプロンプトを切り替えることで、幅広い内容に対応できる高精度な回答を実現します。
▲ 自動応答メッセージ一覧(サンプル画面)
ポイント:
- 「インプット用」メッセージでユーザーの質問をChatGPTに渡す形を作る
- 「アウトプット用」メッセージでChatGPTの回答をLINE向けに整形して送信
- AIで答えられない内容は運営スタッフに転送し、人力対応へ切り替え可能
サブスクラインとOpenAI (ChatGPT) の連携設定
リアルタイムで応答するAIチャットを利用するには、OpenAIのAPIキーを取得してサブスクライン管理画面に登録します。
-
OpenAIのアカウント作成:
OpenAI公式サイトでアカウント登録後、「View API Keys」から「Create new secret key」でAPIキーを発行 -
APIキーをサブスクラインに登録:
Botの新規追加または編集画面で発行したAPIキーを入力 -
事前学習モデルを登録:
Botが参照すべきマニュアルや商品データなどを自由に書き込める -
LINEアカウントでChatGPTを自動チャットモードに:
応答設定ブロックで「自動チャット(OpenAI)」を選択して完了
▲ OpenAIのAPIキー発行イメージ
高度な設定パラメータ
本サービスでは、応答の個性や多様性を細かく調整できる以下のパラメータを用意しています。
項目 | 説明 |
---|---|
モデル | 利用するChatGPTモデルを指定。例:gpt-3.5-turbo、gpt-4など |
サンプリング温度 | 回答の創造性やランダム性を調整。数値が高いほど独創的な返答になりやすい |
文章のバリエーション | 複数パターンの回答生成を行う際に使用。 ※サンプリング温度との併用は推奨されない |
存在ペナルティ | 同一単語の重複を抑制する度合いを設定。高いほど表現の重複を避ける |
頻度ペナルティ | 繰り返し表現を防ぐ度合いを設定。同じフレーズが連発されるのを低減 |
単語トークン数 | 応答に使用可能なトークン(単語数)の上限を指定。上限が大きいと詳細な回答が可能だが処理コストに影響 |
例)「サンプリング温度」を高めに設定し、「存在ペナルティ」「頻度ペナルティ」を適度に調整すると、
表現の重複が少ない、自由度の高い回答を得やすくなります。
活用シーン例
- 店舗予約・問い合わせ: 予約やキャンセル、営業時間などの質問を自動受付
- ECサイトでの顧客サポート: 配送状況や返品方法、商品詳細の問い合わせに即時回答
- 社内FAQ: 社員向けマニュアルや福利厚生情報などを一括で回答
- オンラインセミナー運営: 参加申込や資料請求などの問い合わせを自動で案内
よくあるご質問
Q1. 他社のLINEマーケティングツールと併用できますか?
A. はい、可能です。サブスクラインはWebhook連携があるため、
既存ツールを使いつつAIチャット機能だけ追加導入するなどの運用ができます。
Q2. 事前学習モデルに登録できるデータ量に制限はありますか?
A. 文字数制限はありますが、複数セクションに分割して学習データを登録することで、大量の情報にも対応が可能です。
Q3. マルチアカウントでも問題なく運用できますか?
A. もちろんです。同じブランド内で複数のLINE公式アカウントを運用するケースでもBotを追加料金なしで作成可能です。
Q4. AIで答えきれなかった場合、人間が対応できますか?
A. はい。AIチャットで返答不可となった内容は「オペレータ対応待ち」に切り替えられ、
スタッフが管理画面から個別対応するフローを構築できます。
お問い合わせ・導入のご相談
「リアルタイム応答 AIチャット」の導入や詳細な仕様について、さらに知りたい方は
どうぞお気軽にお問い合わせください。