7月に、お店の説明文からLINE公式アカウントのリッチメニューを作る「AIビルダー」を紹介しました。
それから3か月。入力のしかた、AIが作るもの、できあがったあとの直し方まで、中身をほぼ作り直しています。
今回は前回と同じ4業種を、2026年10月31日と11月1日に、本番のAIビルダーで作り直しました。出てきた画像は手を加えず、そのまま載せます。
7月から変わったところ
- お店のホームページのURLを貼ると、AIがそのページも読みに行きます(最大5件)。
- 入力は「かんたん」と「高機能」から選べます。高機能では、業種ごとのサンプル構成から好みに近いものを選べます。
- すでにLINE公式アカウントがあれば、いまの画面のスクリーンショットを添付できます(最大5枚)。それを踏まえて提案します。
- リッチメニューは、いちばん押してほしいボタンを1つだけ目立たせる配置になりました。
- ロゴや看板の画像を渡すと、AIに描き直させず、その実物のロゴを使います。
- できあがったリッチメニューは、300文字以内の指示で作り直せます。手元の完成画像に差し替えることもできます。
- 広告のリンク先のLPを入れると、LINEの友だち追加から予約・購入までの導線を診断します。
- どのステップでも、画面右下の「AIに相談」で質問できます。
同じ説明文で、7月と11月を並べる
前回と一字一句同じ説明文で、ヘアサロンを作り直しました。
店名は「サロン・ルミエール」、業種は美容室(ヘアサロン)です。東京都世田谷区にある、スタッフ4名の隠れ家サロン。カット・カラー・ヘッドスパが人気で、常連さんの再来店とリピーター獲得を強化したいです。LINEからの予約と、会員向けの月額プランも整えたいです。落ち着いた上品な雰囲気が理想です。

7月は、6つのボタンすべてに写真を敷いていました。11月は写真をヘッダーの1枚にまとめ、ボタンは線画のアイコンと文字でそろえています。
いちばん押してほしい「予約する」だけを濃い紺で塗り、ほかの5つは同じ地色です。スマホの小さな画面でも、どこを押せば予約できるかが最初に目に入ります。
作る流れ
操作は前回と同じく、書く・確かめる・待つ、の3つです。

説明文を書いて「読み取る」を押すと、20秒ほどでAIが内容を整理します。

店名、業種、お店の特徴、課題、客層、雰囲気、ブランドカラーまでAIが下書きします。違うところだけ直して「リッチメニュー案を見る」を押せば、あとは待つだけです。

今回の4業種では、組み立てに5分半〜9分かかりました。画像を高画質で作っているぶん、7月より少し長くなっています。

4業種で作った
説明文の店名・業種・やりたいことを書き替えただけで、操作は同じです。
ヘアサロン「サロン・ルミエール」

ボタンは「予約する」「メニュー」「会員登録」「サロン情報」「LINEで相談」「SNS」。説明文に書いた「会員向けの月額プラン」は、後で紹介するプランの下書きに入っています。
美容クリニック「セレスタ美容クリニック」
店名は「セレスタ美容クリニック」、業種は美容クリニック(美容皮膚科)です。駅から徒歩3分、完全予約制のクリニックです。医療脱毛・シミ治療・肌質改善が中心で、LINEからのカウンセリング予約と、施術後のアフターフォロー配信、会員向けの月額プランを整えたいです。清潔感と上品さのある落ち着いた雰囲気が理想です。

「店舗情報」ではなく「医院情報」、問い合わせではなく「相談案内」。同じ役割のボタンでも、業種に合わせて言葉を変えています。
焼き鳥店「炭火やきとり 鳥月堂」
店名は「炭火やきとり 鳥月堂」、業種は焼き鳥店です。東京都中野区の駅近、カウンター12席とテーブル16席の炭火焼き鳥店。朝引きの国産鶏と季節の地酒が自慢です。LINEからの席予約と、本日のおすすめ・限定メニューのお知らせ、常連さん向けのクーポンを整えたいです。黒い木のカウンターと炭の火だけが灯る、落ち着いた和モダンの店内が理想です。

説明文の最後に「黒い木のカウンターと炭の火だけが灯る、落ち着いた和モダンの店内」と書くと、ヘッダーは窓の光が入る黒木のカウンター、ボタンは墨色の線画になりました。雰囲気を一行足すだけで、仕上がりの方向が変わります。
フィットネスジム「MOTION BASE」
店名は「MOTION BASE」、業種はフィットネスジム(パーソナルトレーニング+24時間ジムの複合施設)です。横浜市にある会員制ジムで、トレーナー6名が在籍。体験予約から入会への転換と、会員さんの継続率アップを強化したいです。LINEで会員証、トレーニング予約、月額会員プランの案内をまとめたいです。力強くスタイリッシュな雰囲気が理想です。

説明文の「体験予約から入会への転換」を拾って、目立たせるボタンが「予約する」ではなく「体験予約」になりました。
リッチメニューの先まで下書きされる
リッチメニューは入口です。押した先が空だと、正直あまり意味がありません。
AIビルダーは同じ入力から、次のものをまとめて下書きします。
- 友だち追加したときのあいさつ文
- 6つのボタンそれぞれの自動応答
- 友だち追加の翌日・1週間後・2週間後・1か月後に届くステップ配信。会員登録した人と、まだの人とで内容を出し分けます。
- 月額プランの案。ヘアサロンでは「月いち癒しヘッドスパ会員」「艶カラー維持会員」など3つが出ました。
- 予約やモバイルオーダーをすぐ試せるデモ用のメニュー・商品
できあがったリッチメニューが好みと違えば、その場で直せます。「全体をもっと明るく、写真を大きく」のように300文字以内で伝えて作り直すか、手元で用意した完成画像に差し替えます。

ただし、下書きは下書きです。料金や営業時間はAIには分かりません。文面も、お客様に送る前に一度読んで直す前提です。AIが作り、人が確認して確定する。この分担は7月から変えていません。
広告のLPを診断して、LINEへの導線まで組み立てる
7月のAIビルダーは「お店のLINE公式アカウントを作る」ための道具でした。11月版では、もう一つの使い方が加わっています。広告のリンク先のLP(ランディングページ)を入れると、そこから友だち追加、予約・購入、広告媒体への成果通知までの導線を診断し、LINEでの受け皿を組み立てます。
STEP1の「今回、作りたいもの」で「広告・LPからの集客改善」を選び、診断するLPのURLを入れるだけです。「かんたん」ならURLだけで診断できます。

LPから読み取れた事実を並べる
診断の土台は、LPのHTMLから機械的に確かめられることです。LINEへのリンクが何件あるか、広告計測のタグが入っているか、申込・問い合わせの導線がページ内にあるか、別ドメインの予約画面を埋め込んでいるか、といった項目を並べます。推測ではなく、ページにあったものだけです。
LPにLINEの入口を足した姿を、左右で比べる
LPの画像を取得できた場合は、いまのLPと、LINEへの入口のポップアップを重ねた案を左右に並べます。

やることを優先度順に
見つかった点は、優先度1〜3に分けて全件を出します。項目ごとに、何を確かめたか、何をすればよいか、サブスクラインで対応できる範囲と別途必要な作業を書き分けています。外部予約、広告計測、SEO・LPO、AI検索(AIO・LLMO)、地図(MEO)の項目も分けて確認できます。
広告のクリックから予約が成立し、その成果を広告媒体へ返すまでの流れも図で示します。どこまでが取得できていて、どこから先の確認が要るのかが分かります。

月間広告費や訪問数、予約率を動かして、LINEを挟んだときの予約数を試算することもできます。入力値はあくまで仮の値で、導入後に実測と比べて使う前提です。

LPの担当者に送るDMの下書き(件名と本文)も用意されます。AIビルダーから自動で送ることはありません。診断結果は共有URLと提案書(HTML・PDF)にして渡せます。
試すには
ログイン不要・無料で、完成イメージの確認までできます。
AIビルダーを試す
https://app.subscline.jp/ai-builder/
作った下書きを実際のLINE公式アカウントへ反映するところからは登録が必要です。登録から30日間は無料で使えます。
導入のご相談はこちら
https://subscline.com/contact/
この記事のデモ店舗(サロン・ルミエール、セレスタ美容クリニック、炭火やきとり 鳥月堂、MOTION BASE)はすべて架空です。実在の店舗・団体とは関係ありません。リッチメニュー内の写真・人物はAIによる生成です。
