会員特典を「全員に同じものを配る」だけにしていないだろうか。毎月同じ特典は、もらえることが当たり前になった瞬間に来場の理由ではなくなる。かといって特典を豪華にすれば、原資が膨らむ。この記事では、サブスクラインのキャンペーン抽選で「来るたびに引けて、全員に何かが当たる抽選」をつくり、原資を大きく増やさずに来場の動機をつくる方法を、会員制の施設を想定した活用例(モデルケース)で紹介する。
本記事は、特定の施設の導入事例ではなく活用例(モデルケース)です。施設の規模や数値は設定・運用の例です。
こんな課題はありませんか
ひとつでも当てはまるなら、来場特典の抽選が役に立ちます
- 会員特典が毎月同じで、来場のきっかけになっていない
- 入会直後は来るのに、数か月で来場の間隔が空いていく
- 特典を豪華にしたいが、原資は増やせない
- くじ引きを紙やスタッフの手作業でやっていて、集計や不正の管理が大変
- 誰が・いつ・何を当てたかが記録に残らない
モデルケース:月額会員がいる、会員制のリゾート施設
月額の会員が約3,000名いる会員制の施設。入会直後は足しげく通ってくれるが、数か月たつと来場の間隔が空き、やがて退会につながる。そこで、来場してチェックインした会員だけが、その場で引ける抽選を用意した。当たりは少数でも、外れた人にも小さな特典が必ず付く。「今日は何が当たるか」が、来場そのものの楽しみになる。

来店してから特典を受け取るまでの流れ
景品の設定例:全員に何かが当たる
景品ごとに当たる確率と配布の上限(在庫)を決める。上限に達した景品は、もう一度抽選し直すのではなく、あらかじめ指定した結果へ自動で切り替わる。下の例なら、招待券が月の上限に達したあとは、自動で「ドリンク1杯無料」になる。
| 景品 | 確率の例 | 上限の例 |
|---|---|---|
| ペア招待券 | 0.5% | 月5名まで |
| プレミアム席の無料利用 | 3.5% | 月30名まで |
| ドリンク1杯無料(参加賞) | 96% | 上限なし(上限に達した景品の切り替え先) |
数値は設定の例です。確率は合計が100%になるように設定します。

景品ごとに確率・配布上限・表示メッセージを設定する画面(管理画面)
参加条件は「来店」、参加回数も選べる
抽選に参加できる条件は、友だち追加、会員登録、予約、来店・チェックイン、EC購入、紹介成立、QRコード、シリアルコードなどから選べる。来場特典にするなら「来店・チェックイン」を条件にし、対象の店舗も指定する。1人あたりの参加回数は「1キャンペーンにつき1人1回」「当選するまで1日1回」「期間中の回数を指定」「応募券を消費」から選べるので、来場ペースに合わせて決められる。

抽選方式(その場で抽選/締切後に一括抽選)と、1人あたりの参加回数を選ぶ画面
当たったその場で、特典を自動で付与
結果にはクーポン、ポイント、ラベル、メッセージ、デジタルコンテンツを直接ひも付けられる。当たった瞬間に会員のLINEへ特典が入るので、スタッフが景品を手渡しで管理する必要はない。二重タップや通信の再送があっても、保存済みの同じ結果を返すので、何度も引かれる心配もない。
結果はレポートで確認できる
表示から参加、当選、特典の利用までのファネル、結果ごとの設定確率・在庫・実績、日別の実績を管理画面で確認できる。「どの景品が来場につながったか」を見ながら、次の月の景品を組み替えられる。
こんな施設で使えます
| 業種 | 参加条件の例 | 景品の例 |
|---|---|---|
| スパ・温浴・サウナ | 来店・チェックイン | ドリンク、岩盤浴の無料利用、回数券 |
| フィットネス・ジム | 来店・チェックイン | プロテイン、パーソナル1回無料 |
| ゴルフ練習場・スポーツ施設 | 来店・チェックイン | ボール1かご無料、レッスン招待 |
| ホテル・リゾートの会員制度 | 予約・来店 | ラウンジ利用、レイトチェックアウト |
| カフェ・飲食の会員 | 来店・EC購入 | ドリンク無料、限定メニュー |
| 美容サロン | 予約・来店 | ヘッドスパ追加、物販の割引 |
自社が対象になるか、3つの質問で判断できます
次のうち1つでも「はい」なら、来場特典の抽選が役に立ちます
- 月額会員や回数券など、くり返し来てほしいお客様がいる
- 会員の来場の間隔を、もう少し縮めたい
- 特典の原資を増やさずに、特典の魅力を上げたい
月額会員の管理や紹介キャンペーンと、同じ画面で
サブスクラインでは、月額会員のプラン・決済、友だち紹介キャンペーン、入会後のステップ配信、Webサイトからの友だち追加ポップアップまで、同じ管理画面で扱える。会員制の施設で、これらを組み合わせて運用している実績がある。来場特典の抽選は、そこに「来る理由」を一つ足すための機能だ。
まとめ
毎月同じ特典は、いつか来場の理由ではなくなる。サブスクラインのキャンペーン抽選なら、来店を条件に、全員に何かが当たる抽選をつくり、景品ごとの確率と上限で原資をコントロールできる。まずは無料で触ってみるか、自社の会員制度に合わせた使い方を相談してほしい。
