人気の体験、限定の物販、観覧席。「先着順」にした瞬間、そこに行列が生まれる。早く来られた人だけが得をし、遅れて着いた家族連れは満席を知り、スタッフは整理券の配布と列の誘導に追われる。かといってWebで抽選を受け付ければ、今度は会場に来ていない人の応募や転売目的の応募が混ざる。この記事では、サブスクラインの抽選機能で「会場にいる人だけが、平等に応募できる抽選」をつくる方法を、行列が生まれやすい集客施設を想定した活用例(モデルケース)で紹介する。

本記事は、特定の施設の導入事例ではなく活用例(モデルケース)です。定員などの数値は設定の例です。紹介している流れ(会場QRでの応募の制限、締切後の自動抽選、期限切れ当選の自動失効、空いた枠の繰り上げ)は、サブスクラインの本番環境で動作を確認しています。

こんな課題はありませんか

ひとつでも当てはまるなら、抽選に置き換えられます

  • 人気の回や限定品に、開場前から長い行列ができる
  • 整理券の配布や列の誘導に、スタッフが何人も張り付いている
  • Webで受け付けると、会場に来ていない人や転売目的の応募が混ざる
  • 当選したのに来ない人の席が、空いたままになる
  • 同じ人ばかりが当たり、初めて来た人にチャンスが回らない
  • 紙の整理券では、誰がいつ入場したかの記録が残らない

モデルケース:人気の体験に、開場直後から行列ができる集客施設

1回あたり1,500名が入れる人気の体験がある。開場と同時に人が並び始め、休日は定員を大きく超える来場者が並ぶ。先着のままでは「並べた人だけが得をする」。目指すのは次の3つを同時に満たすことだ。①会場にいる人だけが応募できる。②応募した人には平等にチャンスがある。③当選したのに来ない人の枠を、無駄にしない。

抽選の流れ

会場のQRを読んでから、入場・繰り上げまでの流れ

この施設なら、たとえば次のように設定する。

項目設定の例
応募条件会場のQRを読んで「来場」の印が付いた人だけ
定員1,500名(1組最大4名まで)
席の区分と番号前方エリア250名(番号あり)/指定席750名(番号あり)/立ち見500名
抽選方式締切時刻に自動で一括抽選(応募と同時に当落を出す「即時抽選」も選べる)
参加確定の期限当選から60分以内に「参加する」を押す
入場期限開始前まで。入場が無い参加確定は自動で取り消し、空いた枠は繰り上げ当選へ

数値は設定の例です。定員の単位は「人数」と「組数」から選べます。

会場にいる人だけが応募できる:QRで「来場」の印を付ける

位置情報(GPS)は使わない。会場に掲示したQRコードをLINEで読むと、その人に「来場」の印(ラベル)が付く。抽選はこの印を応募の条件にできるため、URLがSNSで拡散しても、会場でQRを読んでいない人は応募できない。印の無い人が応募ページを開くと、応募ボタンの代わりに「この抽選には応募できません」と表示される。

応募画面

お客様の応募画面。氏名・参加人数・確認事項への同意を、応募と同時に受け取れる

当選と同時に席と番号が決まり、来ない人の枠は自動で次へ

締切時刻になると、人の操作なしで一括抽選が走り、当落はLINEで届く。当選者には席の区分と座席・整理番号が自動で割り当てられ、「参加する」を押すと入場用のコードが表示される。期限までに確定しなかった当選は自動で失効し、空いた枠は繰り上げ当選に回る。窓口で番号札を配る必要も、空席を手作業で埋める必要もない。

当選画面

当選画面。席の区分・整理番号と、参加確定の期限が表示される

同じ人ばかり当たらない仕組みもある

1日に何回も行う体験なら、前の回に入場した人(または当選した人)の当選確率を下げる設定ができる。0%にすれば、まだ参加していない人が必ず優先される。同じ時間帯に別会場がある場合は、同時に応募できない回を指定して、1人が複数の枠を押さえることを防げる。

当日の受付は、スマホやタブレットでQRを読むだけ

入場受付は、受付端末のスキャナーで入場コードを読むか、管理画面のボタンで行う。誰が・何時に入場したかが1件ずつ記録されるので、紙の整理券では残らなかった来場データが、次回の告知やリピーター施策にそのまま使える。LINEを使わない方からの応募を受け付ける設定もある。

QRコードスキャナー

当日の入場受付で使うQRコードスキャナー(管理画面)

行列のある現場を、抽選に変えてみませんか

抽選の作成から当日の入場受付まで、管理画面だけで設定できます。自社のイベントに合うかどうか、資料やご相談で具体的にお伝えします。

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設定手順をマニュアルで見る(行列をつくらない「観覧抽選」の運用)

こんな現場で使えます

「来場が一時に集まる」「数に限りがある」ものなら、業種を問わず同じ組み方で使える。

業種抽選にするもの特に効く設定
テーマパーク・レジャー施設ショーの観覧席、アトラクションの整理券会場QRでの応募制限、前の回の参加者の当選確率
イベント・展示会限定グッズの購入権、サイン会の参加枠同時に応募できない回、氏名と同意の取得
ライブ・劇場・ホール観覧エリア、前方ブロック席の区分と整理番号、入場コードの当日限り
商業施設・百貨店限定品の販売、催事の入場枠会場QRでの応募制限、自動失効と繰り上げ
体験教室・ワークショップ人気講座の参加枠即時抽選、組数単位の定員
スポーツ施設・スタジアムファンイベント、グラウンド体験席の区分、入場受付の記録

自社が対象になるか、3つの質問で判断できます

次のうち1つでも「はい」なら、抽選機能が役に立ちます

  • 応募したい人の数が、定員を超えることがある
  • 応募できる人を、その場に来た人や会員などに絞りたい
  • 当選したのに来ない人の枠を、別の人に回したい

LINE公式アカウントをすでにお持ちなら、友だちにそのまま案内できる。抽選の作成・QRの発行・入場受付はすべて管理画面で行え、専用の機器は要らない。

本番環境で、流れ全体の動作を確認しています

紹介した流れは、サブスクラインの本番環境で確認している。応募と同時の即時抽選、締切時刻での自動の一括抽選、当落の通知、参加確定、3通りの入場受付(お客様の画面・管理画面のボタン・受付端末のスキャン)、当選の取消、繰り上げ当選まで、16通りの流れがすべて正常に動作し、エラーは0件だった。印の無い人が応募できないこと、期限を過ぎた当選が自動で失効することも、本番環境で確かめている。

まとめ

先着の行列は、来場者には「早く来た人だけが得をする」不満を、スタッフには整理と誘導の負担を生む。サブスクラインの抽選なら、会場にいる人だけが応募でき、締切後は自動で抽選し、来ない人の枠は自動で次の人へ回る。整理券の配布も、空席の手作業も要らない。まずは無料で触ってみるか、自社のイベントに合わせた使い方を相談してほしい。

まずは無料で、抽選をつくってみる

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